年間スケジュール
【次回】企画展「柳宗悦と愛知の民芸」
- 開催期間
- 7月1日(土)〜9月24日(日)
- 観 覧 料
- 無料
- 会 場
- 第1・2民芸館
民藝運動の創始者・柳宗悦(1889-1961)は、昭和5年(1930)に瀬戸の石皿を調査、昭和12年に本郷村(現・東栄町)のざぜち(切り紙)調査のために愛知県を訪れました。柳はこうした調査を民藝の同人たちと全国にわたって行っており、著書『手仕事の日本』(昭和23年発行)では、昭和15年頃の日本の手仕事の現状を書き記し、日本固有の手仕事による美しさと、それを継承していく大切さを啓蒙しました。また、柳は昭和31年に名古屋市の鉈薬師で初めて円空仏を目にし、『民藝』81号(昭和34年発行)では円空仏の特集を組み、「この稀有の彫像に全く驚愕し、圧倒される程の感銘をうけた」と述べています。
今回は『手仕事の日本』で紹介された瀬戸・犬山・常滑のやきもの、扶桑の端折傘、有松鳴海の絞り染め、三河木綿、足助紙、菟足神社の風車、花祭のざぜちといった愛知県の手仕事と、円空仏や円空の書を館蔵品より約200点紹介します。
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豊田市民芸館開館40周年
特別展「 沖縄の美」(日本民藝館巡回展)
- 開催期間
- 10月7日(土)〜12月3日(日)
- 観 覧 料
- 有料
- 会 場
- 第1・2民芸館
琉球王国として独自の文化を形成してきた沖縄。その地を柳宗悦が初めて訪問したのは1938年のことでした。以来、4回にわたり工芸調査や蒐集を重ね、展覧会などを通してその魅力を紹介してきました。日本民藝館が所蔵する紅型や織物、陶器などを展覧し、あらためて沖縄が「美の宝庫」であることを紹介します。本展は2022年、沖縄が日本へ復帰して50年目の節目にあたり日本民藝館にて開催した展覧会の巡回展となります。

豊田市民芸館開館40周年
特別展「 河井寬次郎(仮称)」
- 開催期間
- 12月16日(土)〜令和6年3月10日(日)
- 観 覧 料
- 有料
- 会 場
- 第1・2民芸館
当館開館40周年事業の一環として、開館50周年を迎えた京都の河井寬次郎記念館の所蔵品より、陶芸家・河井寬次郎(1890-1966)の作品を紹介します。東洋陶磁の技法を駆使した初期作品、民藝運動を牽引する中での実用を意識した中期作品、独創的な造形美へと変化した後期作品を展観、また、昭和・戦後期に作られた木彫像や木彫面、真鍮のキセル、河井の人間性・精神性を表現した書などもあわせて紹介し、河井の創作活動の全貌を振り返ります。

【終了】特別展「全国の郷土人形―祈り・願い・美しさのかたち」
- 開催期間
- 令和5年1月21日(土)〜5月7日(日)
- 観 覧 料
- 一般300 円 高大生 200 円 中学生以下、 豊田市内在住・在学の高校生(ただし、在学していなくても18歳以下の方は対象)、70 歳以上、障がい者は無料(要証明書) 「どうする家康 岡崎 大河ドラマ館」の観覧券、岡崎城との共通入場券、プレミアムクーポン、年間パスポートお持ちの方は100円引き
- 会 場
- 第1・2民芸館
郷土人形は、江戸時代中頃より節句物、縁起物として日本各地で制作されました。庶民の間で身近な紙、木、土といった材料で作られた人形には、暮らしの中の祈りや願い、憧れが込められたのです。本展では、京都・伏見人形をはじめ、宮城・堤人形、山形・相良人形、福島・三春人形、埼玉・鴻巣人形など、素朴な美しさをたたえた全国各地の郷土人形を紹介します。
