年間スケジュール
「鈴木繁男 手と眼の創作」
- 開催期間
- 令和7年10月11日(土)〜令和8年1月12日(月・祝)
- 観 覧 料
- 一般800円 高校生・大学生600円
その他減免あり
- 会 場
- 第1・2民芸館
柳宗悦の唯一の内弟子である鈴木繁男(1914-2003)は、柳にその非凡な才能を認められて1935年に入門し、工芸や直観について厳しく教育されました。鈴木による仕事は漆絵、陶磁器、装幀など多岐にわたりますが、特筆すべきは雑誌『工藝』の装幀でしょう。一つひとつ和紙に漆で描かれた表紙は、多くの民藝の関係者や読者を驚かせました。
本展は日本民藝館(東京)で開催された「鈴木繁男 手と眼の創作」の巡回展として開催します。これまで認知されることの少なかった工芸家・鈴木繁男の多彩な仕事とその蒐集品を紹介します。
写真:鈴木繁男装幀 『工藝』第100号(『工藝』屏風・部分) 1939年 日本民藝館蔵
 1939年 23.0×15.0cm 日本民藝館蔵-334x500.jpg)
【次回】ふたつのコレクション展「芹沢銈介の仕事」と「本多静雄と杉本健𠮷」
- 開催期間
- 令和8年2月7日(土)〜5月24日(日)
- 観 覧 料
- 有料
- 会 場
- 第1・2民芸館
民藝運動を代表する作家のひとりであり、「型絵染」を確立した人間国宝・芹沢銈介。生誕130年を機会に、「芹沢銈介の仕事」と題し、館蔵の芹沢作品の中から優品を厳選して紹介します。
また、同時開催として「本多静雄と杉本健𠮷」と題し、生誕120年を迎えた名古屋市出身の画家・杉本健𠮷の絵画をはじめ、杉本が手掛けた本多主催の茶会や創作狂言にまつわる作品など、二人の深い交流と文化活動に焦点をあてた展示を行います。
写真:芹沢銈介<ばんどり図四曲屏風>豊田市民芸館蔵

【終了】「おいしい民窯 -食のうつわ-」
- 開催期間
- 令和7年1月11日(土)〜5月25日(日)
- 観 覧 料
- 展覧会ページをご確認ください
- 会 場
- 第1・2民芸館
「民窯(みんよう)」とは、一般民衆が日々の生活のなかで使う器や道具などを焼く窯、またはそのやきもの自体を指します。民窯という言葉は「民藝」という言葉とともに昭和初期から広く使われるようになりました。今回の展示では、愛知県の瀬戸焼や常滑焼はもちろん、北は岩手県の久慈焼、南は沖縄県の壺屋焼まで、職人の手仕事による食にまつわるやきものを紹介します。
写真:瀬戸本業窯のやきもの

【終了】「海のシルクロード 絣の道」
- 開催期間
- 令和7年6月28日(土)〜9月21日(日)
- 観 覧 料
- 展覧会ページをご確認ください
- 会 場
- 第1・2民芸館
色あざやかで軽やかな絹のパトラサリー、アニミズムに結びついたスンバ島の祭壇布、琉球王朝時代に織られた色柄が美しい沖縄の手縞など、地域の風土に育まれた豊かな絣を、その伝播ルート「絣の道」とともに紹介します。
写真:幾何文経絹緯木綿経絣チャパン(衣服) トルキスタン(アフガニスタン)



