民芸館

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展覧会

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企画展「柳宗悦と愛知の民芸」

企画展「柳宗悦と愛知の民芸」

 民藝運動の創始者・柳宗悦(1889-1961)は、昭和5年(1930)に瀬戸の石皿を調査、昭和12年に本郷村(現・東栄町)のざぜち(切り紙)調査のために愛知県を訪れました。柳はこうした調査を民藝の同人たちと全国にわたって行っており、著書『手仕事の日本』(昭和23年発行)では、昭和15年頃の日本の手仕事の現状を書き記し、日本固有の手仕事による美しさと、それを継承していく大切さを啓蒙しました。また、柳は昭和31年に名古屋市の鉈薬師で初めて円空仏を目にし、『民藝』81号(昭和34年発行)では円空仏の特集を組み、「この稀有の彫像に全く驚愕し、圧倒される程の感銘をうけた」と述べています。
 今回は『手仕事の日本』で紹介された瀬戸・犬山・常滑のやきもの、扶桑の端折傘、有松鳴海の絞り染め、三河木綿、足助紙、菟足神社の風車、花祭のざぜちといった愛知県の手仕事と、円空仏や円空の書を館蔵品より約200点紹介します。

開催期間
2023年07月01日(土)
〜2023年09月24日(日)
観 覧 料
無料
会  場
第1・2民芸館

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