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展覧会

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豊田市民芸館開館 40 周年記念・河井寬次郎記念館開館 50周年記念「河井寬次郎展 -寬次郎の魅力は何ですか-」

日本を代表する陶芸家・河井寬次郎(1890-1966)は、柳宗悦、濱田庄司とともに日用雑器の美へ関心を深め、「民藝」の新語を作り、民藝運動を推進しました。本展では当館開館 40 周年事業の一環として、開館 50 周年を迎えた京都の河井寬次郎記念館の所蔵品より、陶芸家・河井寬次郎の創作活動の全貌を紹介します。
河井の陶業は、東洋陶磁に倣った初期作品、民藝運動を牽引する中での実用を意識した中期作品、独創的な造形美へと変化した後期作品に大別され、いずれも技巧性・独創性において高く評価されています。また、陶業のみにおさまらず、その表現は木彫や書、デザイン分野など多岐にわたります。
今回は河井寬次郎の陶業の仕事や、昭和・戦後期に作られた木彫像や木彫面、真鍮のキセル、河井の人間性・精神性を表現した書など、3点の初公開作品もあわせて約 200 点展観し、多くの人々を惹きつけてやまない「表現者・河井寬次郎」の魅力にアプローチします。
また、関連企画として、美術家の中村裕太(1983-)が、河井の仕事にみられる造形感覚をその暮しぶりからひも解いていく展示を行います。

開催期間
2023年12月16日(土)
〜2024年03月10日(日)
観 覧 料
一般500円 高大生300円 <無料対象の方> 豊田市在住の70歳以上の方、中学生以下の方、豊田市在住・在学の高校生、豊田市在住の18歳以下の方 (満18歳から最初の3月31日まで)、障がい者手帳(ミライロID可)の交付を受けている方と その介添人(1名)、日本民藝協会会員 、日本博物館協会会員と同伴者1名 <100円割引の方>、豊田市美術館年間パスポートをお持ちの方、日本民藝協会ネット会員の方、日本民藝館友の会会員の方、「どうする家康岡崎大河ドラマ館」入場券半券提示の方※割引の併用不可
会  場
第1・2民芸館

眼で聴き、耳で視る|中村裕太が手さぐる河井寬次郎(第1民芸館内)

日 時 12月16日(土)~3月10日(日)
内 容 河井寬次郎展の関連企画として、美術家の中村裕太(1983-)が、河井の仕事にみられる造形感覚をその暮しぶりからひも解いていく展示を行います*。河井は日本民藝館の初代館長である柳宗悦と志を同じくし、民藝運動を共に牽引しました。本展では、豊田市第一民芸館が日本民藝館の建物の一部(大広間と館長室)を移築したものであることに着目し、元館長室に河井と柳にまつわる作品や資料などを設えていきます。会期中には、河井寬次郎記念館が所蔵している作品や家具などをもとに中村が制作した造形物に触れるワークショップも開催します。
*本展は、2022 年に京都国立近代美術館で「感覚をひらく」事業として開催された鑑賞プログラムを一部再構成するとともに、新たな視点を加えて開催します。

トークショー「河井寬次郎に聴き、柳宗悦に視る」

日 時 12月16日(土)午後 2 時-3 時半
定 員 先着 40 名(事前申込み不要)
参加費 無料(ただし当日の観覧券提示必要)
内 容 会 場:第 3 民芸館
出 演 講 師:軸原ヨウスケ(デザイナー)・中村裕太(出品作家)

ワークショップ「眼で聴き、耳で視る」

日 時 ① 12 月 16 日(土)午前 10 時半-12 時
② 3 月 2 日(土)午後 2 時-3 時半
定 員 定 員:各回 8 名程度(要事前申込み)
参加費 参加費:無料(ただし会期中の観覧券提示必要)
内 容 会 場:旧館長室(第 1 民芸館内)
出 演 講 師:中村裕太(出品作家)

記念講演会「祖父・河井寬次郎」

日 時 1 月 20 日(土)午後 2 時-3 時半
定 員 定 員:先着 50 名(事前申込み不要)
当日午後1時より第3民芸館にて整理券配布
参加費 無料(ただし会期中の観覧券提示必要)
出 演 講 師:鷺珠江氏(河井寬次郎記念館学芸員)

「河井寬次郎の器でお茶を楽しむ」

日 時 1 月 21 日(日) 午前 10 時-11 時半/午後 1 時半-3 時
定 員 各回 10 名(要事前申込み)
参加費 2,500 円
出 演 講 師:鷺珠江氏(河井寬次郎記念館学芸員)

ギャラリートーク(豊田市民芸館学芸員による展示解説)

日 時 2 月 17 日(土)午後 2 時から(1 時間程度)
参加費 無料(ただし当日の観覧券提示必要)

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