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展覧会

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第88回企画展 筒描 -木綿に描かれた藍のデザイン-

第88回企画展 筒描 -木綿に描かれた藍のデザイン-

筒描は、筒状の渋紙容器の先端から米糊を布の下図に沿って絞り出して模様を描き、糊を乾燥させてから藍などの染料に浸して布を染める防染技法です。染色後、水で濯いで糊を落とすと模様が白抜きになってあらわれます。江戸時代末期から明治にかけて油単や夜具など庶民の婚礼用具に描かれるなどして隆盛を極め、特に夜具にはその大きさを活かして、熟練の職人たちが大らかで力強い文様を描きました。
今回はこの筒描の夜具地や風呂敷、掻巻、馬掛けなどの資料を館蔵品より約70点展示紹介いたします。夫婦和合を意味する高砂文や鴛鴦文、長寿を示す鶴亀松竹梅文や海老文など、布に込められた庶民の祈りの文様をどうぞお楽しみください。

開催期間
2014年12月09日(火)
〜2015年02月22日(日)
観 覧 料
無料
会  場
第1・2民芸館

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