展覧会
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第19回特別展 インド・大地の布
本展は民族染織品の研究家として知られる岩立広子氏が、約35年間かけてインド各地の村々を巡り収集した暮らしを彩る染織品の中から約250点の優品を選び一同に展覧するものです。広大な大地の豊かな自然と、民衆の敬虔な祈りや願いから織りなされたインドの染織品は、まさに「大地の布」と呼ぶに相応しい地上の精華といえましょう。
今回紹介される、手紡ぎの木綿や絹や山羊の毛などを素材とする、餅・絞り・更科・刺子・刺繍・パッチワークなどの技法を用いた、インド各地の衣裳や掛布・敷物・袋物などには、各地の生活に根ざした独自の色や形や文様などが息づいており、多くの人を魅了してやみません。
広大なインドの大地を北部インド、東部インド、南部インド、北西部インドの4つに分け、展示品を地域別に紹介する展示構成となっています。インドの異なる自然から生まれた染織品の豊かな多様性をどうぞ実感してください。
なお、本展覧会は「日印交流年2007」の記念事業として、晩秋、東京の日本民藝館で、本年は大阪本民芸館でも開催され、いずれも大好評を博しました。豊田市民芸館では一部展示品を入れ替え、インドの染織品を紹介します。
- 開催期間
- 2008年09月09日(火)
〜2008年12月07日(日) - 観 覧 料
- 一般300 円 高大生 200 円 中学生以下、 豊田市内在住・在学の高校生、70 歳以上の方、障がい者は無料(要証明書)
- 会 場
- 第1・2民芸館