展覧会

東京・日本民藝館では毎年秋に、公募展「日本民藝展」が開催されます。この展覧会は、伝統的な手仕事と新しい生活工芸の発展をはかるために、暮らしに役立つ健やかな工芸品の出品を全国から募って、展示・販売し民芸の普及を図るものです。出品物は審査により入選作を決定し、その中でも優秀作には最も優れた品には「日本民藝館賞」、協力製作の成果の著しい品に対しては「日本民藝協会賞」、奨励に価する品には「奨励賞」が贈られます。
豊田市民芸館は、これらの選りすぐりの優品を平成2年から継続的に収集し、その数約300点となりました。
そこで、今回は収集した現代の民芸品、織物・染物・陶磁・木漆工など、約200点を展示紹介し、手仕事のぬくもりや用の美を感じていただければ幸いです。