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展覧会

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第23回特別展 河井寛次郎 -生誕120年記念展-

第23回特別展 河井寛次郎 -生誕120年記念展-

日本を代表する陶芸家・河井寛次郎(1890~1966/島根県安来市出身)は、柳 宗悦・濱田庄司とともに日用雑器の美へ関心を深め、「民芸」の言葉をつくり、民芸運動を推進しました。作風は、初期は東洋陶磁の技法を駆使した作品。そして柳らに出会い作風が一変し、型作りによる実用を意識した力強く色鮮やかで重厚な作風を確立しました。
さらに戦後は実用性にとらわれない独創的な造形美へと変化しました。さて、今回の展示では日本民藝館所蔵の「用の美」を意識した1930年代~50年代を中心とする河井作品約170点を紹介します。また、河井の卓抜した芸術性は国の内外で高い評価を受けました。しかし、栄誉等に対して無欲であった河井は、生涯無位無冠を貫いたのであります。
今年、生誕120年を迎える河井寛次郎。その遺業はさらに多くの人々の関心を喚起し、その評価は今後いっそう高まることでありましょう。

*本展は生誕120年を記念して日本民藝館で開催された展覧会を再構成したものです。

開催期間
2010年12月07日(火)
〜2011年02月20日(日)
観 覧 料
一般300 円 高大生 200 円 中学生以下、 豊田市内在住・在学の高校生、70 歳以上の方、障がい者は無料(要証明書)
会  場
第1・2民芸館

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